• 障がいのある人もない人も まぜて焼いたらあらなかよし

こんにちは。まぜて 焼いたら あら、なかよし
クッキープロジェクトの趣旨に賛同し協賛してくださるのは、
CSR・社会貢献活動に熱心で先進的な企業ばかり!
そこで、シリーズでその取り組みをご紹介していきます。


今回は、さいたま市大宮区にあるIT事業と不動産運営事業を展開する
株式会社コミュニティコムさん。
JR大宮駅東口徒歩1分のビルに「コワーキングスペース7F(ナナエフ)」を開いています。
地域活性化のために、どんな空間運営をしてらっしゃるのか、
代表取締役社長の星野邦敏さんにお聞きしました。

星野邦敏さん
株式会社コミュニティコム代表 星野邦敏さん

シェアオフィスの進化版「コワーキングスペース」


コワーキングスペース(以下、コワーキング)とは、起業家やフリーランスの人、あるいはサラリーマンが出張先で事務作業やちょっとした打合せができるCaféのような空間です。

「7F」の目的は、
(1)創業支援・就労支援、(2)子育て支援、(3)地域の課題解決の場、の3つ。
利用者は、フリーランスで創業したばかりの人、子育てしながら埼玉で起業したいママ、
地域の課題に目をむけて何か活動してみたい人などが多く集まります。

コワーキングスペース7F
コワーキングスペース7F

同じ空間で働くから起こることがある


10年前の2008年に29歳で同社を起業した星野さん、
当初は、起業家のためのインキュベーションオフィスに入居していました。
そこでの入居者どうしのコミュニケーションの経験が、
「7F」の開設につながっているそうです。

よくある起業支援のシェアオフィスが個室なのに対して、コワーキングはオープンな空間。
異業種の人の話が自然と耳に入ってきたり、スタッフや周りの人と話せるのが特徴です。

一人で起業すると、考えに行き詰まったり、苦労することも多い。
でも、同じ空間に居合わせた人とちょっと話す中でアイデアが浮かんだり、時には「こういう仕事やってみない?」と営業先の開拓につながることもあります。
「人と人が情報交換するなかで、新たな価値が生まれるでしょ。
そんな“場”をつくりたかったんです」と星野さんはいいます。

現在は、コワーキングに加えて、シェアオフィス・貸し会議室「6F」も開設し、
さらに重層的な情報発信しできる拠点と進化を続けています。
また、全国のコワーキングスペースを牽引する存在として、
一般社団法人コワーキングスペース協会、
一般社団法人さいたま市地域活性化協議会も立ち上げ、代表に就任。
地域の活性化に尽力されています。

7F
セミナーや朝活などにも幅広く活用されている

なんと!置きクッキー1号店


クッキープロジェクトで取り組んでいる「置きクッキー」の1号店は、7Fです。
クッキーと貯金箱をお茶コーナーの横に設置し、セルフサービスで買っていただく仕組みです。
作業のブレイクのお供に甘いクッキーがマッチして、継続して使っていただいています。
また、ちょっとした打合せに7Fを利用した時などは、
味やラッピングなどに、スタッフや周囲の方からいただくアドバイスに、
刺激をいただいています。

自由な発想で、「こんなことできたらオモシロいね。」「それ、あの人に聴いてみたら?」と
話していくなかで、つながりができて、仕事や活動が育っていく─
コワーキングスペース7Fの運営も6年目だそうで、
私たちクッキープロジェクトも、同時代に埼玉を元気にする同志として、
そんなふうに一緒に地域を盛りたてる存在でありたいと思います。

7Fチロルチョコレート
周年記念にスタッフがサプライズで用意してくれた、というチョコレート。
バレンタインデーに利用して、ご相伴に預かりました。

(レポート若尾明子)

「コワーキングスペース7F(ナナエフ)」
利用料:2時間500円、1日1,000円、Wifi、コピー機、ちょっとした文具、お茶コーナーもあります。
https://office7f.com/ 

「シェアオフィス・貸し会議室6F」会議室4室、シェアオフィス17室など。
詳細はhttps://office6f.com/とhttps://office6f.jp/で。

いずれも営業時間:7時-23時(年中無休)

いかがでしたか。
3回にわたってお送りしたシリーズ「協賛企業さん こんにちは」
また来年のバザールでパワーアップしたいと思います。
ではまた!

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