• 障がいのある人もない人も まぜて焼いたらあらなかよし

こんにちは。クッキープロジェクトの若尾です。
前号ニュースで、北浦和の新拠点についてご報告しました。
「大変そうだね」「ワクワクするね」と反響をいただき、
とても励みになりました。

2回目の今日は「お菓子工房CoCo(以下CoCo)」とクッキーPJの関係について、
改めてお伝えつつ、「まぜこぜで働く場」をなぜやるのか、のお話です。

CoCoは「しおっちーず」「スノーサクサク」など、
マーブルでも人気のクッキー工房で、さいたま新都心から徒歩10分です。
火金の週2回、障がい者・シニア・ひきこもり若者が集まって
クッキーを作って、しゃべって、しんどい時は安心して休める場です。
もとはフリースクールが母体の若者の就労訓練の工房でしたが、
2年で事業撤退、その後は保護者が引き継ぐ形で再スタートしました。

保護者が手探りでガムシャラに運営している姿に、
「ほっとけない…応援したい」と関わりはじめた私ですが、
気がつけばCoCoは、バザール、デコッパなど、
いつも裏方でクッキープロジェクトの活動を支えてくれていました。
2013年にはCoCoに事務所を移転、さらに助けられる機会が増えます。

障がいのあるなしで分けることなく、いろんな人がまぜこぜの工房は、
それぞれができることを持ち寄って、自分のペースで働く価値を
リアルに教わった場でもあります。
関わった人みんなが元気になるし、ひきこもり若者が経験を積んで、
半歩ずつ伸びていく姿にパワーをもらってきました。

拝啓、CoCoさん
いつも「一緒にクッキーつくりましょ、ココにおいで」って言ってる人。
くいしんぼうで、周りの人もお腹いっぱいにしちゃう人。
いやだと言いながらも、なにか始めちゃったり、金勘定できない人!
あなたがいてくれて本当によかった。だからCoCoが生まれました。

閉店が決まってからも、CoCoさんはメンバーが2人増えました。
きっかけがあれば働きたいと思っている若者が、
あるいは自分はできないと思わされたきた若者が、
仲間や社会と出会いなおす場所、埼玉にはまだまだ少ない状況です。
そんなわけで新拠点では、多様な人がまぜこぜで働く場づくりに取り組みます。

やってみよう。わからないから、はじめよう!
さあ、ご一緒に。

!まぜこぜの働き方・暮らし方をつくる!

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