• 障がいのある人もない人も まぜて焼いたらあらなかよし

さいたま市ピアショップカタログ表紙

『さいたま市ピアショップカタログ』ができました

障害のある人が、地域に暮らしながら、働く、福祉作業所では
美味しいクッキーやお弁当、農産物、楽しい雑貨をつくって売っています。

さいたま市内各区役所10ヶ所とあいぱれっとには
福祉作業所でつくられた商品を販売する「ピアショップ」があります。
そこで手に取ることができる商品のカタログです。


制作にあたっては参加作業所のみなさんに自慢の商品を持ち寄っていただいて
アピールポイントやつくっている様子、商品が生まれた背景などお聞かせいただきました。

私たちクッキープロジェクトがこれまで
浦和コルソで2007年度以降ほぼ毎年開催してきたクッキーバザールの会場や
2017年に開店した小児医療センター内おかし屋マーブル店頭、
そして今年度オープンしたコミューンときわ1Fのおかし屋マーブルでも

「福祉のクッキーを買ったことがありますか?」とお客さまに伺うと
よく出てくるのは
「駅で」「バザーで」「市民祭り会場で」などですが
ダントツはなんといっても「市役所で見たことがある」というこたえ。

でもなんとなく、暗いとか怖いとか、残念ながらイメージがよくないみたいで
せっかく可愛い雑貨や安心なお菓子、新鮮なお野菜が並んでいたり
ユニークな店員さんがいるのに、もったいない…。

わたしたちは よく、こんな相談を受けます。
ママたちからは、幼稚園や学校の卒業式などで、
「福祉商品のプチギフトを使いたい」「バザーで販売したい」
企業の方からも、
「周年行事で使いたい」「ノベルティをつくりたい」
など。
そんなとき、小ロットでも対応してくれて、あったかいきもちが届く、
福祉作業所のクッキーや雑貨がぴったりなんですよね。

「どれどれ、どんなものが売っているの?」
ピンと来たあなた、ぜひ区役所支援課窓口やピアショップで
冊子を手に取ってみてくださいね。

「わたしたちの住むまちに福祉作業所があってよかった」
そんな声が生まれることを願い、この冊子を制作しました。
どうか、ピアショップが、このまちの結び目になりますように。

アショップカタログ
発行 さいたま市保健福祉局福祉部障害者支援課
企画・編集 NPO法人クッキープロジェクト